歯科Q&A
相談08年12月4日に自転車で転倒し、上顎1番の前歯が根こそぎポロンと抜けました。
今は暫間義歯？をいれています。
もしブリッジにしたら抜けた部分の骨吸収で骨が痩せ、上唇の上の皮膚がたるんでしまうのでしょうか？
あと、現在は歯槽膿漏や歯周病はなく歯も丈夫なほうだと思うのですが、時間が経てばブリッジが広がり、総入れ歯になる可能性は高いでしょうか？
先生は一生もつかもしれないとおっしゃいますが。信じられません。
インプラントなら骨はそこまで痩せず、皮膚がたるんだりすることはほとんどありませんか？
人相が変わってしまうのではないかと考えると夜も眠れず、質問させていただきました。お手数ですが、ご回答よろしくお願いいたします。
回答しかし、歯が無くなってしまったことにより、唇側の骨は少し吸収しへこみます。
しかし抜けた歯が1本であれば人相が変わるほどへこむことはありません。
また上の唇がたるむことも少ないと思います。
次に治療方法ですが、①ブリッジ、②インプラント、③義歯がありますが、一番よい治療は②のインプラントと考えます。
歯を事故でなくされたのが、昨年の12月ですから、できれば骨吸収の少ない3ヶ月以内にインプラントをされたほうが良いと思います。
その場合は、インプラント本体を植えるときに骨を足りない部分にたしますのでほぼ元に近い状態に回復できます。
審美的に前歯なので、場合によっては歯肉を足す手術でさらに見栄えをよくすることもあります。
ブリッジはやはり、抜けたところはそのままなので、骨はある程度吸収したままです。
さらに両隣の歯を削らなければならないので、両隣の歯が虫歯の治療を一度もしてないと非常にもったいないと思います。
しかし歯槽膿漏の治療とかみ合わせの確認をしっかりと行っていれば、全部に広がり、総入れ歯になるということはほとんどありません。
勿論人相がかわることもありません。
義歯は、33歳というお若い年齢では考えにくいのと、見栄えもよくないので選択から除外しました。
まずはよく色々な治療法について、通っている歯科医院でご相談してみてはいかがでしょうか。
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