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歯科Q&A
- 2004年10月15日
- [ 口臭 ]
相談- 口臭について十年以上悩んでいます。症状は緊張時に病的なほどの口臭を発するというものです。三年前に某歯科で数ヶ月治療を受けましたが、症状は変わりませんでした。理由は先生の前だと殆ど無臭な為、自分に病的口臭があることを証言してくれる第三者が必要だからと言われました。でもこんなきつい口臭では回りとの会話も殆どなく、そんな証言をしてくれる人などいるはずありません。また、実際に臭いと何度も言われています。ただの思い込みではありません。その点は何度も確認しました。持病は気管支喘息とアレルギー性鼻炎です。最近は悩みすぎて体がだるくなったり、頭が痛くなったりと普通に生活するのが困難な状況です。精神科へも通っていましたが、薬の副作用が強すぎて、安定剤というは一切飲めなくなりました。おまけに風邪薬などを飲んでも副作用が出ます。具体的には体の力が抜けるような感じです。前述しましたが、某歯科でのトレーニング方法では治りませんでした。また、精神科による治療も難しいです。お聞きしたいことは、精神が落ち着いている時は全く無臭状態でも、緊張時は病的口臭になることがあるのか、もしあるとしたら、その治療は可能なのかどうかです。
回答- お悩みの事と思いますが、緊張時の口臭は誰にでも起こりうる生理的な口臭なのでなかなか治すことができません。緊張時口臭が起こるしくみは自律神経が乱れ唾液の分泌が止まり、舌の動きがストップするため口腔内に嫌気性菌が増え口臭を引き起こします。そのため緊張時口臭と言うのは生理現象なのです。ただそのなかで緊張しやすい方としにくい方がいれば口臭がでる回数が違ってきますよね。そこで緊張しやすい方は緊張する事がなくなれば口臭は消えるのですが、緊張する性格は生まれ持ったものなのでなるべく緊張しない環境をつくることが改善策かと思います。
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